■ はじめに

  ここでは2005.7.16-2005.8.15までの1ヶ月間、eduさんのFC2ブログで実施したTBスパム対策の効果確認分析結果をまとめています。
  
■ 分析結果概要		

	・今回の対策は機械的投稿に対して効果大である。	
	 --- 対策後のエントリに機械的投稿は来なくなる。	
	・機械的投稿では過去に情報収集されていれば、その情報に基づいたスパムは対策後もつづく。	
	 ⇒ 対策前の過去エントリに来るスパム対してはキーワード等でスパム対策を行う事。	
	   (TBをIP制限すると同じブログサービスに所属する方のスパムを弾く事が有るので注意が必要)	
	・対策後のエントリでも、手動の投稿は僅かに残る。	
	 ⇒ 手動投稿スパムに対してもキーワード等でスパム対策を行う事。	

■ 対策実施日・エントリ番号		

	7月16日	エントリ番号129より対策1を実施
		エントリ番号128はエントリ番号129と時間差があまり無い(1時間以内)ので、こちらも実質的に効果出ている。
		
	7月25日	エントリ番号133より対策2を実施
	
	*)対策内容はスパマーへ非公開としており、対策される方へのプライベート公開としています。

■ 特異データ		

	7月21日	doelogの21箇所のサイトよりエントリ番号131に対してだけ各1回づつスパムが送られている
		これはデータを取る以前も含め始めてのドメインからのスパムであり、その後も送られていない。
		⇒ 21箇所のサイトを保有するスパマーが各1回づつ手動投稿したと推測。
		このデータは特異なデータとして割り引いて考えるべきと思う。

■ 分析データ

TBスパム件数 vs 日付


7/16と7/25に対策をしているが、対策後もそれなりにスパムが来ている。
7/16以前のデータが無いので7/16の対策効果はこれでは分からないが、この時点でeduさんは効果を実感出来ていなかった。
7/25に次の対策を施して以降は来ない日も増えて来ており、eduさんも効果を実感されていた。



TBスパム送信サイト数 vs 日付

スパマーが一度に送る件数の影響を取り除く為、スパム送信サイト数でデータを取り直して見た。
7/26の対策後は、それ以前と比較してスパムを送信サイト数が減っています。7/26の対策が効果有った事が分かります。



TBスパム件数 vs エントリ番号

7/16の対策はエントリ番号129より実施されていますが、128は129とほとんど時間差無いので、128から既に効果が出ています。
--- エントリ番号131は特異な状況ですので、とりあえず無視すると、おおよそ半分弱に激減しています。
7/25の対策はエントリ番号133より実施されていますが、明らかに顕著な効果が出ています。
--- すこしだけ送られて来ているスパムも明らかな機械的な物では有りませんでした。

TBスパム送信サイト数 vs エントリ番号


エントリ毎のデータも送信サイト数でデータを取り直してみました。
前のデータと比較してみれば分かりますが、132より前のスパムは同じサイトから送られた物が含まれています。
133以降はそれは有りません。

■ FC2でTBスパム対策を実施されたい方へ

FC2に対してはeduさんにスパム対策の管理をお願いする事にしましたので、このエントリを参考にeduさんに連絡を取って下さい。